お問い合わせ

 

2023.10.05

  • 未来へのバトン

Vol.01 太陽光発電

未来へのバトン

今も刻一刻と迫る地球の危機・・・。
サステナビリティ推進はやるかやらないかではなく我々地球人のMissionだとも言われています。
このコラムでは、未来に向けたサステナブルな社会を築くための四国化工の活動をご紹介します。
テーマとしてはクリーンエネルギー、サステナブルな製造プロセス、パートナーシップ、そしてプラスチックとサステナビリティの重要性を予定しています。このコラムにより、私たちのサステナビリティに関する意識を高め、行動に移すきっかけとなればと思います。
最後に、私たち四国化工のバトンがサステナブルな未来への道を明るく照らす光となることを願っています。  それでは私たちと一緒に学び、行動し、誰一人何一つ取り残さない未来を築いていきましょう!

まずは2023年2月から稼働した四国化工の太陽光発電の取り組みをご紹介いたします。

■太陽光発電の効果

1:省エネ効果
太陽光発電は、太陽の無限のエネルギーを活用するため、化石燃料の消費を減らします。
四国化工では、太陽光発電によって工場で使用するエネルギーの約11% (西山第一工場)を賄っています。

2:温室効果ガス削減
太陽光発電は、発電時、二酸化炭素を排出しないので、地球温暖化や気候変動への対策に貢献するサステナブルなエネルギー源です。四国化工では太陽光発電のおかげで、年間約350tのCO2を削減することが出来ています。

solar_power_img_発電開始年月日入力-4.jpg

↓ 発電効果をモニター画面でいつでも見える化! ↓
skl2_type1_50%.jpg 株式会社ラプラス・システム様ご提供画像

■太陽光発電の課題

1:資源
太陽光パネルの製造には、希少な資源や鉱物が必要なため、他の産業との取り合いが予想されます。また、希少資源をめぐって様々な国で紛争が起こっています。
サステナブルなエネルギーですが、資源利用についてはまだまだ課題が残っています。

2:土地利用と環境影響
太陽光パネルを設置するためには広大な土地が必要なため、場合によっては、農地や生態系に影響を及ぼす可能性があります。
また、パネル製造時に発生する温室効果ガスへの指摘もあるため、環境保護とのバランスが課題です。四国化工では、工場の屋根に設置することで、空きスペースの有効活用が出来ており、先述の環境影響を少なくしています。

3:エネルギー貯蔵
太陽光発電は太陽の光に依存している以上、天候によって発電量が変動します。
そのため、エネルギー貯蔵技術が不可欠です。現在の貯蔵技術は限られており、効率的な方法が求められていますが、蓄電池を設けることで災害時の電力確保にもつながります。

4:廃棄物とリサイクル
太陽光パネルは耐久性がある一方、長期間使用した後の廃棄物処理が問題となっています。パネルのリサイクル技術の発展が進んでいますが、まだ課題が残っています。持続可能な循環型社会の中では、ますます廃棄物管理が求められていきます。

5:エネルギーの均等な分配
太陽光発電が一部の地域や経済的に豊かな層に集中する可能性があります。エネルギーの均等な分配を確保するためには、社会的な課題にも向き合う必要があります。

■ともに歩むサステナビリティへの道

太陽光発電のマイナス面は、サステナビリティに対する取り組みをさらに強化するためのチャンスです。技術の改善やイノベーション、環境配慮への戦略的な導入が鍵であり、それはただの「電力」ではなく、環境への思いやりとサステナブルな社会への願いが込められた「エネルギー」です。
そのエネルギーを最大限に活用するためにそのマイナス面にも配慮しつつ、私たちのような企業が積極的に採用することで、サステナビリティへの歩みが始まるのではないでしょうか。
それこそが四国化工が未来に渡すバトンの一つです。

                                                                                       


cafe_mark-2.png

地球にやさしいミニコラム

~ファッションの秋🍂~


ファッションの秋ですね。おニューな服を買いにいくことを考えている方も多いでしょう。
ここで一つ!サステナビリティなご提案!
おニューな服を買う代わりに、古着屋でのショッピングを検討してみませんか?
古着屋での買い物は、廃棄物削減に貢献すると同時に、個性的なアイテムを見つける楽しみも味わえます。  環境配慮とオシャレを両立させて、ファッションを楽しんでみてください♪

いぬとうさぎ.jpg