2023.11.21
- 未来へのバトン
Vol.02 省エネ型モノづくり
未来へのバトン

プラスチックフィルムメーカーとして、私たち四国化工は未来へのバトンを受け継ぎ、エネルギー効率を最大限に引き上げる「省エネ型モノづくり」への取り組みを進めています。エネルギー消費の最適化は、環境への負荷を減少させるためだけでなく、次世代に受け継ぐ貴重な資産を築くための大きな一歩です。
1.こまめな節電・節水 私たち社員全員が心掛けていることは、事務所や工場での不要な電気のつけっぱなし、水の出しっぱなしをやめる等の身の回りですぐに出来るこまめな節電・節水です。
長時間使用しない電子機器をオフにしたり、つけっぱなしが多い部屋は感知センサーにしたり、手洗い時の水道をセンサー方式にして出しっぱなしを防止するなど、身近な方法で節電・節水に取り組んでいます。
また、事務所や工場で使用している空調設備においても可能な範囲での適切な温度設定や定期的なフィルター清掃等の省エネ活動を実施しています。
これらの活動は、小さい活動かもしれませんが、社員全員で取り組むことで、大きな力となります。
2.LED照明への切り替え
四国化工では積極的に蛍光灯からLED照明への切り替えを行っており、自社工場としてはほぼ切り替えが完了しています。ご存知の通り、従来の蛍光灯やハロゲン照明と比較して、はるかにエネルギー効率が高く、寿命も長いため、電力消費の削減につながり、環境への負荷を軽減します。これにより、二酸化炭素排出量の削減に寄与し、サステナビリティの向上に寄与することが期待されます。さらに、長寿命のLED照明は、メンテナンスの頻度を大幅に削減し、保守コストも低減させる効果が期待できます。
3.高効率な設備への切り替え
エネルギー効率の高い設備への切り替えは、省エネ型モノづくりの重要なステップであるため、計画的に切り替えをしています。
私たちの工場で最もエネルギー負荷が高い設備は押出機であり、押出機に使用するモーターを高効率モーターに変更することで、従来のものに比べて電力消費を削減するだけでなく、長期的に見てもメンテナンスコストを低減します。
事例ご紹介:押出設備を既存モーターからEDモーター(Eco-Drive Motor)(※)に更新した場合、1台あたりの年間の消費電力量は約17%downとなり、当該押出モーター全体でのCO2排出量は約4tの削減が見込まれます。 ※EDモーター(Eco-Drive Motor)は、超高効率と小型化を実現し、経済的(Economical)で環境にやさしい(Ecological)モーターです。
これら施策によりエネルギーとコストの両面でサステナブル未来を描くことができます。
4. コンプレッサーエア漏れ点検の実施
コンプレッサーエアの漏れは、無駄なエネルギーの消費を招く要因の一つです。効果的なエネルギーの利用を促進するために長期休暇前のタイミングを利用してコンプレッサーエアの漏れ点検を実施しています。エア漏れを早期に発見・修復することで、無駄なエネルギー損失を未然に防ぐことができます。
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エネルギーの無駄を減らし、地球と次世代に優しいものづくりを実現することで、サステナビリティへの歩みが始まるのではないでしょうか。それこそが四国化工が未来に渡すバトンの一つです。
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地球にやさしいミニコラム |
~サステナブルなクリスマス🎄~ |
もうそろそろクリスマスシーズンですね。 クリスマスの計画を立てている人もいることでしょう。
ここで一つサステナビリティなご提案!
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環境にやさしくて、クリエイティブな楽しみも広がります。
特別でサステナブルな手作りクリスマスに心が温まりそうですね♪
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↑ 手作りのオーナメントに靴下を添えてみました | ↑ 撮影した写真をクリスマスカードにアレンジ ! |
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